PCpandaのSecond Documentary

人生は40代後半からやで!

フェーズ2.4 - FXは怖いモノ?FXは儲かるモノ?基礎知識編

皆様こんばんは!

前作は初めての有料記事を出させて頂き、ご購読頂きました方々に深く感謝致します。
有料記事の続きは次回執筆予定で、通常執筆を合間に挟みながらお送りしたいと思います。
何故なら!私の精神が崩壊しないように。思い出したくない事も思い出しちゃいますからね(;^_^A

今回は15年余り私が続けてきたFXについて利用者目線の持論と解説をしていきましょう。
尚、1回で全ては伝わらないので、今回はFXというものがどんなものか(基礎知識)に重きを置いてお話ししましょう。

FXはルーレットの赤と黒に占い付き

↓私の最新ブログを見逃さない




【FXって何?為替って何?】
FXって皆様はご存じだろうか。FX=外国為替証拠金取引と呼ばれる取引だ。
と、難しい言葉を言われてもピンとこない方も多いだろう。
日本には円があるように、アメリカではドル、韓国ではウォン、中国は元といったように国によって異なる通貨単位がありますよね。
人類皆兄弟意識で全ての通貨が平等価値であれば・・・1円=1ドル=1元でわっかりやすぅー。でも実際そんなわけがないのはご存じの通りだと思います。
現実は2024年4月現在1ドル=154.2円位。つまり1円の価値は1ドルの戦闘力1/154という事です。

モノには相場という概念が存在し、常に需要供給のバランスによって価値が変動します。
モノが潤沢に溢れかえっている時は安く買え、モノが手に入りにくいほど市場に出回る数が限られると高くなる。
直近の出来事でPS5やコロナによるマスクの状況を思い出して頂けると解りやすいですよね。
お米や小麦、コーヒーやトウモロコシ等にも相場がある為、今日よりも昨日の方が安く買えたとか、1週間前より100円も値上がりした何てことが起こるのです。
前述した世界通貨にも当然相場が存在し、日々その価値は変わるのです。

直接現金決済でモノを買ったり売ったりせず、例えば貯まったポイントで買い物をしたとか、クレジットカードで買い物をしたりする事を為替取引と言います。
また通貨を自国以外の通貨と現金交換する事を両替と言いますが、現金(現物)交換せず外貨を買ったり、売ったりする事を外国(外貨)為替取引と定義できます。
世界中で外国為替取引は活発に行われており、主要取引時間とされる*1で朝から晩まで一晩中行われています。
正確にはオセアニアウェリントン時間(4:00~14:00)という取引時間もあり、FXの起点時間とされるのはオセアニア時間です。*2
FXとはこの取引時間に一部の取引金を証拠金として預け渡す事で、何倍にもなる外国為替を取引できる*3仕組みだと思ってください。



【FXはどうやったら儲かる?】
儲け方は2通りあります。一つは安く買って、高く売った時の差分利益を狙う為替差益。もう一つは国同士の通貨利息の差を狙うスワップ利益です。

■ 為替差益とは・・・
1ドルを100円で買ったとして150円で売ったとしたら、差し引き50円儲けた事になりますよね。それをレバレッジを使って1000倍の取引をしていたとしたら、5万円の儲けが出たという事になります。至って単純明快。逆に150円で買ったドルが100円の時に売ったら50円損をしたという事になります。

スワップ利益とは・・・
低い金利の通貨を売って高い金利の通貨を買った場合に各FX運営会社で設定されたスワップポイントとして日額支給される仕組みです。
現在超低金利を維持している日本と段階的に利上げを重ねてきたアメリカドルとでは金利差が大きくある為、ドルを買った場合、スワップポイントを大きくおすそ分けしてもらえるというわけです。

一般に長期トレーダーはスワップ利益を得ると共に、為替差益も買値以上まで維持し、儲けを出します。主に主戦場を買い相場にします。
一方でデイトレを含む短期トレーダー等は為替差益を回数を増やして儲けを出す方法を指します。



【通貨の価値はどう決まる?】
様々な要因で通貨は価値が上がったり下がったりします。
金利の低い通貨は売られ、金利の高い通貨が買われる以外にもその国の株価に連動したり、その国の安定性信用度でも売買されます。
金利が高いからと言って潰れるかも知れない国の通貨を大量に買うかと言われるとそうではありませんし、安定しているからといって儲かる方法があるのに儲からないお金を敢えて買う事はしません。
また戦争が起こったり、天変地異が起こったりしても価格が大きく変動します。(地政学リスク
通貨は供給過多になれば価値が薄れ、逆に希少になれば価値が上がる特性もあります。
景気や折々に発表されるGDP諸々の指標によってもビュンビュン動きます。一人の人物が明日から右を向きます!と発言したらギュインッと方向性を変える事もあります。
最近ではトルコのリラ等が凄い勢いでエルドアン大統領の発言毎に右往左往していた事が記憶に新しいです。



【買いと売りの両方の取引が可能】
証拠金を預けて多額の取引をする事を信用取引と言います。私も始めた頃、FXは外貨の先物取引だと思っていましたが厳密には先物取引とは異なります。
尚、信用取引では買うだけではなく、持っていない通貨を売る(空売り)事も可能なのです。
従って米ドルの価値が現在の154円より更に上がると思う場合はドルを買えば、上がった差額分儲かりますが下がった場合損をします。
しかし逆に154円より今後価値を下げる事は間違いないと思っていれば、ドルを売っておけば価値が下がった差額分だけ儲かります。
これだけ見れば「価値が上がる予想=買い玉」「価値が下がる予想=売り玉」という単純な仕組みが理解できると思います。

ですが、複雑にするのはスワップポイントの存在です。
金利が高いドルを売って金利の低い日本円に戻す(ドル/円 売り玉)を宵越し保持すると金利差分を日額で支払わないといけません。(マイナススワップ
重複しますが円を売ってドルを買い(ドル/円 買い玉)を持っている間は日額で金利差分を受け取る事が出来るのです。(プラススワップ
つまり、たとえ話ですが買い玉は長い間持っていると銭が毎日空から降ってくるのですが、逆に売り玉を長い間抱えてしまうと自腹で毎日ハトにエサをあげないといけないのです。
そうすると傾向として買い玉を長く持つ人が増え、売り玉は日をまたぐ前に捌いてしまう方が良いと考える人が増えるのは必然です。
但し、注釈致しますが必ずしも買い玉がプラススワップで売り玉がマイナススワップというわけではありません。
過去に円よりもユーロがマイナス金利だった頃には円の方が金利が高い為、ユーロ/円の売り玉にプラススワップが付き、買い玉にマイナススワップが付与されていた事もあります。



【これだけ知っていればFXに参加は可能】
レバレッジ・・・買い付けする数量の倍率、レバレッジが高い程少額で大金が動くがリスクが高くなる。以前は500倍なども存在したがそのギャンブル性と破綻する可能性を高めた為、現在は規制されている。
建て玉・・・自分が買い付けした買い、売りの数量を現す。建て玉毎に損益が表記されるので、今いくらの価値かは一目瞭然になる。
約定・・・買い付けした価格に基づく決済を現す。約定方法はポチっと押した瞬間のストリーミング約定や指定した値で約定する指値約定、他にOCO、IFDN等が存在する。
スプレッド・・・売る値段と買う値段の差を指し、売買した瞬間は必ずスプレッドに記された分損が発生する。手数料とは異なる。
1万通貨・・・ほとんどの国内FX取引所は1万通貨単位で取引が実行される。1万通貨を買い玉保持して対象の通貨が1円上がれば、1万円の儲けがでる。
スワップポイント・・・夏、冬時間によって1時間の誤差が生ずるが日本時間7:30頃配布される事が多い。表記スワップポイント×1万通貨ごとに受け取れる。
証拠金維持率・・・保持している建て玉を持ち続ける事が可能な証拠金の有無を表記してくれる。維持率100%を割るという事は建て玉を持つための保証金を返せなくなる恐れがあるという事。
ロスカット・・・証拠金維持率が100%を割った時点や、割った翌日などに建て玉強制決済をされてしまう仕組み。

今回お話しした内容は、FXをやっていれば誰でも知っている内容です。
逆に言えばFXを始める為の最低限知っておかないと行けない知識という事ですね。
次回は15年続けて来れた私がどういう運用がおすすめなのか、私なりに手順を解説させて頂きます。

今後も自分の為になる、皆様のお役に立てる実体験、初体験を気持ち軽やかにお話しして参りますので、是非読者登録をお願いしたいです。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございます!


皆様の応援で順位が上がって参りました!是非今回もボタンをぽちっとお願いします
↓↓↓ リンクに1回飛んで頂くだけで応援ポイント1入ります ↓↓↓

*1:東京時間(9:00~17:00)ロンドン時間(17:00~03:00)ニューヨーク時間(22:00~07:00)

*2:表記は全て日本時間

*3:レバレッジ